私が歯科衛生士になるきっかけは、臨床検査技師の資格を持つ母から「手に職をつけたら?」とアドバイスをいただいことで歯科衛生士の学校に入学しました。
学生時代はアメリカンフットボールのマネージャーをしながら学生時代を謳歌しました。
初めに就職した歯科医院は、自費専門の歯科医院でその当時、すでに初期治療を行った上で歯科治療に入るスタイルを確立されており、歯周病治療を行った上で歯を綺麗にするというクリーニングの知識や技術、大切さを学び、現在でもその意識が私の基礎と思っています。
2番目に勤務した歯科医院は保険診療を行っており保険診療にのっとった歯周病治療を学びました。この時期にPMTCや歯周病のセミナーに参加しました。
3番目は、医療法人で都内に8軒の歯科医院を経営されていた歯科医院で歯周病治療、予防処置、メインテナンスを行う傍ら、セミナー講師を経験したり、在籍する45人の歯科衛生士に勉強会を開催していました。
在籍した8年間の間に歯科医院の経営を学び、利益を出すクリニックにする為の知識を得ました。
また、リスクを診るセミナーや予防処置のセミナー、インプラントのセミナー、歯周病治療のセミナーと知識、技術を更新するために学び直しました。
その後、一度は歯科業界を離れ介護の勉強をし資格を取りましたがやはり歯科業界の現場が好きと気づき、現在はフリーランスとして目黒区のアップル歯科で歯周病治療、予防処置、メインテナンス業務を担当する傍ら、初期治療導入をするための個人指導や拡大鏡、拡大鏡を使用した精密メンテナンスセミナーを開催しております。
この23年間の歯科衛生士人生の中で一番の出来事は8年前に拡大鏡と出会えたことです。今までの歯科業務が全て一新されました。
自分の技術や知識に愕然とし、基本に戻ることの大切さに気づきました。貪欲に学ぶことの大切さに気づいたのもこの時期です。
そして、この多くの学びあったからこそ現在、フリーランスで仕事をすることに繋がりました。
拡大鏡は3倍から使い始め、現在は6倍を使用しています。
今後は多くの歯科衛生士に拡大鏡を使用してほしいとの思いで、拡大鏡のセミナーや拡大鏡を使用した精密メインテナンスのセミナーを開催していきます。