カリエスの診査

小川由香里

私が学生の頃習った知識は、今や24年前のもの。

そのあいだにさまざまな歯科医療の知識が変化してきました。

 

まだ学生だった当時はPMTCという概念がなく、消毒・滅菌のスタンダードプリコーションの概念もありませんでした。

歯肉マッサージは教わっていなかった。

アパガードリナメルやトリートメントケアはまだ発売前。

カリエスの診査はC0~C4。

思い返せば、なかったものがたくさんあります。

本を読んだり勉強会に参加するなど、新しい知識・技術を学び続けることで

正しく患者さんの口腔内を守れるのだと再認識しております。

 

最近は、患者さんにむし歯になりかけをC0で説明するのではなく、ICDASのコード0~コード2の中で、

「ここは、これからケアを行なえばむし歯になることはないですよ」と説明するようになりました。

コード2からコード3に進行させないよう、表を見せながら「風をかけなくても白い部分を丁寧に磨きましょう」

「再石灰化を行ないましょう」「フロスを使いましょう」とご説明。

メインテナンスに再来院されたとき、コード1やコード0になっていると本当にうれしく思います。

 

もちろん、歯を1本1本しっかり見るときはライト付きのサージテルに助けられています。