高倍率と低倍率の、使い分け

6倍のサージテルを使うようになってから、3倍のほうは使用頻度がグンと減っていたのですが……。

最近は併用しています。

 

スケーリングやSRPをするとき、カリエスやクラックの有無をチェックするときは、

やはりよく見える6倍がいい。

でも、急な動きをする子どもたちを診るときなんかは3倍のほうが便利。

視線をパパパッと動かす場面では、倍率の低いほうが使い勝手がよいのです。

 

TBIのときも3倍を使ったほうが、体の負担的にもラクですね。

患者さんの様子を確認しながらブラッシング指導をするので、目線が合わせやすいのも3倍のいいところです。

 

プラークのつき方を確認しながら、「ここは新しいプラーク」「ここは時間がたったプラークですよ」と

磨き忘れている部位や苦手な部位を具体的に説明します。

 

自分の得意な場所と苦手なところを知っていただくには、漠然と説明するだけではいけないんですね。

ちゃんと、1箇所ずつ一緒に確認しながらお伝えします。

 

また、歯ブラシできれいになっているように見えてもサージテルを通すとコンタクトなどのプラークも確認できます。

思わずフロス指導に熱が入ってしまうんです!