入院体験をしました

小川由香里

7月の下旬。このブログを書きながら、実は検査入院をしていました。

35歳頃から血圧が高く、最近は夕方になると全身がほてって暑い、暑い……。

クーラー全開でないと寝られない状態で、羽毛布団にくるまった主人から

「寒いよぉ~」と訴えられてしまう始末。

「そうか、私にもとうとう更年期が来たのねぇ」くらいにしか思っていなかったのですが、

微熱が続くので血液検査をしたところ原発性アルドステロン症の疑いがあるとのことでした。

 

副腎から出るホルモンによって血圧が上がったりのぼせたりするのですが、

なぜホルモンが活発になっているのか原因は不明。

カテーテルを副腎まで入れてホルモンを採取したり、

CTやMRI、血液検査、尿検査、心電図とてんこ盛りの検査を行ないました。

 

結果、腫瘍などもなく一安心だったのですが、それより驚いたのが塩分の摂取量!

なんと、尿から30gも出たとかで、先生方には

「何をどんなに食べたらこんなに出るのか。今年で一番の数値だよ」

と食生活について根掘り葉掘り聞かれてしまいました。

 

普段、朝はおにぎり1つにコーヒー。

昼は大盛りサラダとチキンとスープ。

夜はおつまみ4、5品と濃いめのハイボールが2杯。

大体のルーティンがこんな感じです。

 

でも、食後にポテトチップス系のお菓子を食べながらさらにお酒を追加。

お漬物大好きです。

あたりめ、乾きものも大好きです。

枝豆、トウモロコシには塩を振って食べています。

お魚の干物もよく食べます。

冷奴にはしょうゆをかけます。

お刺身は大好物、塩で食べます。

そういえば検査の前夜はお寿司を食べに行き、ガリもたくさん頂戴しました。

お昼はタイカレーをお腹いっぱい食べました。

あまり外食はしないのに、なぜか検査のときに2連続外食をしたのを思い出しました。

 

「あれ、これって患者さんに糖質量について聞いているときと同じだなぁ」

 

炭水化物をとらないとか甘いものは避けるとか。

毎日食事に気をつけているようで、改めて見直すと改善すべきところが続々と出てくる……。

きっと、カリエスリスクの高い患者さんも気づかないうちに食生活でリスクが高くなっているんですよね。

だ液検査のときの食事チェックも、見直しが必要かも?

 

入院1日目にはそっけない味に感じた病院食も、最終日にはちょうどいい感じに。

むしろ、退院直後の冷やし中華はとても塩分を強く感じました。

味覚ってすごいですね。

とてもよい機会をいただいたので、この減塩生活は続けていこうと思っています。