大ショック! 私のメインテナンスって……。

ストーリー

さて、まずは私がサージテルと出会ったきっかけからお話させていただこうと思います。

前回お伝えした通り、私は視力がものすごくいいので日常生活で「見えない……」と
困ったことがほとんどありません。
眼科の先生によれば、”パイロットになれる視力”なんだとか(笑)。
普段の診療で患者さんのお口の中を診ていて、
「もっと見えるようになりたい!」なんて思ったこともなかったですね。

ところが、ある歯科衛生士さんのセミナーに参加したとき。衝撃の事実を突き付けられました。
「皆さんは、プラークは普段どうやって除去していますか?」
そしてスライドに映されたのは、傷だらけになった補綴のマージン部分。
いつも習った通りに研磨剤を使っていましたが、見えないところですごいことが起きていたんだと初めて知りました!

「私が長年やってきたメインテナンスって……」

もう大ショックで、熱が出るほど落ち込みました。
当時は歯科衛生士になって15年を迎えた頃で、後輩の指導をしたり、実習生を受け入れたり、
セミナー講師として人前に立ったり。
そんな立場にいる私が今まで何をしてきたんだろうと、
仲のいい歯科衛生士たちの前で懺悔に近い涙を流したのを覚えています。

そして興味を持ち始めたのが、見ること。
自分が行なったケアの結果をちゃんと直視しておけば、PMTCで使うペーストももっと適したものを選べたはずです。
『タフトくらぶ』で記事を読み、ずっと気になっていたサージテルを思いだし、
「3倍のデモ機をお借りしたいです!」と担当者にすぐ連絡しました。
これが私の、最初のステップアップです。