同じ3歳でもパート2

前回は、予防がしっかりできているAちゃんのお話でしたが、

今回は、沢山の問題がある3歳のO君のお話。

 

初めてアップル歯科に来院したきっかけは、

3歳検診で虫歯があると診断されたことでした。

 

アップル歯科に入った瞬間から、

ギャ~っと大泣き・・。

 

もうすでに、歯医者は怖いところだと思い込んでいる模様。

 

さぁ~。どうやって始めようかな?と考え、

 

今日は、口腔内を見ないでいろいろ遊んでもらうことにしました。

 

ユニットを倒した状態で、小さい椅子を横に置いて

自分で登れるようにしておき

ユニットの上には、顎模型と歯ブラシを置いて

歯磨きごっこをしてみようと思いました。

 

最初は恐る恐る入ってきたO君をなんとか

ユニットに乗せて、歯ブラシごっこから始まり

コップの中の水をバキュームで吸わせてあげさせたり

携帯コントラで回転するブラシを触らしてあげたり

ミラーを持たせたり、

ママの口の中を見るように教えてあげたりとしているうちに

鼻水を垂らしながら、笑顔を見せてくれました。

 

初めは、口腔内を見ないつもりでしたが、

「歯磨きしてみる?」と聞いてみると

大きなお口を開いてくれました。

 

お母さんと無言で「やったぁ~」と目配せをして

タフト17とピカキッズで磨いてあげると

「全然、痛くないよぉ~。ママの歯ブラシ痛いもん」と

初めて会話をしてくれました。

 

「そっかぁ。ママは頑張って磨いてくれてるから

痛くなちゃったかもしれないけど、歯磨き先生が教えてあげるから

今日からは痛くないよ」と、お母さんに指導する振りをすると

横になってくれて😊

 

なんとか、口腔内を見ることができてしまいました。

 

口腔内を見てみると・・。

 

次回に続く