仕事にどのように向き合うか?こんな話があります。
ある町を歩いていると、レンガを積んでいる職人が3人いました。
「何をしているのか?」と尋ねた。
1人目は
「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ。」とぶっきらぼうに答えた。
2人目は
「レンガを積んで壁を造る仕事をしてるんだよ」と答えた。
3人目は
「教会を作っているんです。」
この話はよく聞く話ですね。
見た目は同じ仕事をしていても、それぞれの仕事に対する目的や意味合いが全く違っているのです。
そしてそれは、きっと仕事の成果にも影響しているのではないかと思うのです。レンガを積む事自体を目的だと思って仕事をする職人よりも、人々の為に教会を建てていると思ってレンガを積んでいる職人の魂のこもった仕事にはおそらく敵いません。
そしてもし、あなたが家を造る側の立場だとしたら、頼みたい職人は誰でしょうか。
今の話を歯科医院に置き換えて考えてみてください。
「歯石をとっている」
「歯石取りの仕事をしている」
「歯周病を治し、健康に導いている」
新人DHはどんな思いで仕事をしているでしょうか?
新人DHはあなたがどんな思いで仕事をしているか知っていますか?
あなたは伝えているでしょうか。
あなたが病院へ行った時、どんな人に診てもらいたいか?
こんな例え話をしながら、働くことの意味を伝えるといいかもしれませんね。
あなた自身はどうですか?
一般社団法人DHマネジメント協会
歯科衛生士 塚本千草
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