スタートアップDH

選ばれる人財になるために、3年続ける覚悟をする

これからの働き方を考えるスタートアップDHとして連載中のコラム「S-upDH vol.4」 

自分の好きを知り、それを専門的な歯科衛生士+得意分野+得意分野として、追求していくことについてまとめました。 追求したその先に選ばれる人になります。どのように追求していくのかについてまとめて見ます。 

10,000時間の法則

「10,000時間の法則」というものがあります。マルコム・グラッドウェルが提唱した、どんな分野でも、おおよそ1万時間程度継続してそれに取り組んだ人は、 「その分野のエキスパートになれる」という経験則です。

コンサートのプロレベルの練習量は1万時間というのその一つの根拠として挙げています。 1万時間という時間に絶対的な意味はないでしょう。それは一つの目安にすぎません。 取り組みの質によっても違うでしょう。

いずれにしても、専門性を発揮するには、技術も心も長い時間を必要とするとなのですが、1万時間は、1日3時間で10年です。1日10時間で3年です。かなりの継続です。 

歯科衛生士という仕事は、3年もすれば1万時間になります。 

グラッドウェルは著者の中で、ビートルズがハンブルク時代に一日何公演も延々と演奏していたこと。 ビル・ゲイツが高校時代にプログラムに没頭していたこと。これらも「1万時間の法則」の傍証として挙げています。 

才能を開花するには、経験を積んでいく過程の中で、培われた技術と心がさらに深まり、そして熟成されて叶うものです。 一朝一夕ではできません。毎日継続して学び続ける際に、いろいろなことを浅く広く学ぶことも必要ですが、まずは、一つの分野に対して深く学ぶことを実践する。なんでもなんとなく浅く知っている人ではなく、追求した一つに対して誰にも負けない知識をもつ。どんな肩書きで選ばれたいのかを明確にして学び続けてみる。

時間がかかることに焦らず、他人の声に惑わされず、自分の道を進んだ先に、選ばれるあなたになります。 

3年続ける覚悟をする 

1万時間に達すには最低3年は継続することが必要です。時間や質にもよりますが、それでも3年続けたということが大事です。 殆どの経験は1年は続くものの、それ以上の期間続けてずに離脱していることが多く、それは成果は生まれません。 

1年続けた結果、仮に1日1時間続けたとすると、たったの365時間しか学びを積んでいないのです。 3年は人生の中でも多くの時間を費やすことになりますが、どんなことでも3年やらないと中途半端で自信を持って自分の経験だと言えないこともあります。

クラブ活動も中学校で3年、そのまま高校で続ければ6年です。大学で4年間継続して10年。その継続した人の中の一握りがプロを道を進める「選ばれる人」になります。それでも自分が希望する球団へ入団できるとは限りません。そのくらいして初めて「選択される」場所にたどりつけるのです。

3年やらなきゃ結果はでない。まずは覚悟をすることからです。

まとめ

3年続ける覚悟ができる「好き」なこと「苦手を克服したい」ことはありますか?それがあなたにとっての得意分野になり、選ばれる理由を作って行きます。追求していくためには、根性論ではないですが、「覚悟」と「継続」と「行動」です。決めた人から選ばれる存在になります。

関連コラムVol.1

これからの働き方に不安のある歯科衛生士へ

関連コラムVol.2

自分の「好き」を知るとみえてくる5つのこと 

関連コラムVol.3

歯科衛生士+得意分野を持つ

 

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塚本 千草

塚本 千草

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歯科衛生士のためのプラットフォーム「dhroom」設立者。
一般社団法人DHマネジメント協会 の代表として、「人材育成ができる歯科衛生士が歯科業界を変える」を理念に、歯科衛生士の仕事が好きで働き続けたい思いを実現するために日々活動中

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