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滅菌バックのシーラー あなたは表派?裏派?

 

ヒートシーラーを正しく使ってますか?
ロール式の(必要な長さをカットして使用するタイプ)の滅菌バッグをお使いの歯科医院は必ず使用をされていますよね?(ヒート)シーラー。いわゆる滅菌バッグを熱で封をするアレです。

家庭用の小型のものや、食べ残しのお菓子の袋を簡単に封できるような100円ショップで買えるようなシーラーもありますね。歯科医院の機材処理には欠かせないシーラーですが・・・。

「くっついたらOK」的な感覚でシーラーを使用していませんか?シーラーで滅菌バッグを封する際の正しい使用法があります。みなさんのクリニックは正しく使っていますか?

確認してみよう!シーラーの熱源の位置

シーラーの機種によって熱源の位置が違うことを知っていますか?上側にあるか下側にあるかの違いです。

お手元にシーラーの取り扱い説明書があればそこに必ず熱源が上か下か記載されていますので、ぜひ確認してみて下さい。

滅菌バックを封する際には、この熱源のある側にフィルム面を持ってきます。滅菌バッグが封されるのはこのフィルム面が溶かされてもう片面の紙に接着させるという仕組みになっています。

反対に使用していても接着しないわけではありませんが、正しい方法は「熱源側がフィルム面」

正しく使用するからこそ、滅菌バッグの効力が発揮され、しっかりと接着し、バリア性が高くなります。

熱源がフィルム面

余裕ありますか?器具とシーリング(シールする)位置

滅菌物を入れてシーリングする位置に余白を作っていますか?

経費節約とか無駄を省くとかで滅菌物とシーリングの位置に余裕がない状態のものを拝見することがあります。滅菌物を包装する時の注意事項として『詰め込みすぎない』という項目があります。

理由はこの後の滅菌操作の中で減圧加圧を数度繰り返し真空脱気してゆく際に、滅菌物との余裕がないと包装が破損してしまう可能性が出てくるからです。滅菌物とシーリングを行う幅は2.5cmの余裕を持たせるようにしましょう。

シール幅の工夫

シーラーの種類によってシール幅の狭いものがあります。

幅が狭いものに関しては工夫をしないと滅菌終了後にバッグが開封してしまうというエラーが起こってしまいます。ちなみにEN規格ではシール幅は6mm以上です。

シールの幅

と、いうわけで私のクリニックでは重ねるように二重にシールをしたり、2本のシールを行うことをしています。

シールの工夫

まとめ

シーラーの機種によって、シーリングする時に、滅菌バック裏表が違うことが理解できましたでしょうか?せっかくきちんと消毒・滅菌を意識しているのなら、正しく滅菌バックのシールを行いたいものですね。

一般社団法人DHマネジメント協会
歯科衛生士 第2種滅菌技師 長谷川雅代

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長谷川雅代

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歯科衛生士/DHマネジメント専属インストラクター
「自ら積極的に清潔を促す行動ができる歯科衛生士仲間を増やしたい」の思いで院内の感染管理の周知のために活動中。
年に数回の講座を担当し、訪問セミナーも行う。
日本医療機器学会 第二種滅菌技士
日本アジア口腔保健支援機構 第二種歯科感染管理者の資格を所持。

歯科衛生士として臨床も続け、感染管理を広める活動の傍ら、スラッシュキャリアとしてウェディングブーケデザイナーとしても活動中。

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