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スタートアップで自分の思いを形にする

自分はこのままの働き方でいいのだろうか?何かやりたいことはないのだろうか。ふと内省することがある人は、もっと深く内省するといいです。今の働き方を辞める必要はありません。その働き方とは別に自分のライフワークを見つけることで豊かな生き方ができます。自分にはできないかもしれないと最初から諦めず、まずは行動してみることです。その行動の一つに自分の思いを形にすることがあります。

誰に発信したいか明確にする 

まず、前回の3C分析で自分の業界をリサーチし、自分自身の強みを分析できたら、次は集客です。3C分析の記事は「歯科衛生士が知っておきたい3C分析」をご覧ください。

人が集まってくれるか心配とか、赤字になったらどうしようと考えなくていいです。そもそも、すぐに人は集まりません。集まらないものだと思ってください。

そこで、自分のやりたいことや発信したいことを、「知りたい、聞きたい」と思っている人、一人を想像してください。特定の人物を想像してください。

その人が特定できたら、その人はどんな生活をしているのか、どんなことに興味があるのか、どんな本を読んでいるのか、休みの日は何をしているのかを分析します。誰にどんな情報を届けるのかを明確にするためには、情報を届けたい人のことを知ることが必要です。

ただ、自分が発信したいことを発信しているだけでは、あなたは今後選ばれなくなります。選ばれる存在になるには、情報を欲しいと思っている人に向けて、その人がわかりやすい言葉で発信することが必要です。そのたった一人の人物をペルソナと言います。

・自分の情報を欲しいと思っている人を特定する

・その人の生活を知る(理解する)

ペルソナに手紙を書く

たった一人の人物を特定して、その人を知り尽くしたなら、そのペルソナへ手紙を書きます。その手紙には、なぜ、自分はこの情報を発信したいのか、発信を受け取ることでどのような変化があるのかを言葉にしていきます。その工程に自分自身が発信したいことを文章にし、相手を思いながら言葉をまとめることで、「やりたいこと」が明確になっていきます。

ここで大切なのは、「私」が主役になるのではなく「相手」が主役であることです。

多くの方の発信を見ていても「私、こんなに頑張っています!」「私、こんな思いを伝えています」といつも私が主役の人がいます。私の思いも大切ですが、その結果周りにどんな影響があるか、主役は「周り」「相手」を意識してください。周りのことをどれだけ考えられるかが、結果としてあなたの魅力として伝わるからです。

自分の思いを形にするためにまずは思いをまとめることからです。

・ペルソナに向けて手紙を書く 

・自分発信したい内容知ると、そのペルソナにとってどんな良いことがあるのかを具体的に書く 

まとめ

自分の発信は誰に求められていて、誰に伝えたいのでしょうか?自分ありきではなく、相手ありきで考えることができたら、それは求められ、選ばれることにつながります。

自分がどうしたいかも大切ですが、周りの人を大切にする気持ちを持って自分の思いを形にしていきましょう。

 

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塚本 千草

塚本 千草

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歯科衛生士のためのプラットフォーム「dhroom」設立者。
一般社団法人DHマネジメント協会 の代表として、「人材育成ができる歯科衛生士が歯科業界を変える」を理念に、歯科衛生士の仕事が好きで働き続けたい思いを実現するために日々活動中

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