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「相手に価値ある情報を届ける」を意識した発信

自分はこのままの働き方でいいのだろうか?何かやりたいことはないのだろうか。 何かを発信したい。何かをしてみたい。その気持ちが大切です。歯科衛生士として働きながら自分らしい働き方を探してみてほしい。そんな思いで、コラムを掲載しています。 

あなたらしい情報を届ける 

勉強会を主催することで、参加してくれる方が増えてきます。同じことを一緒に学び、気づきを得る仲間がいることはとても嬉しいことです。 たった3人に伝えることから始めて、3年間伝え続けた結果、今があるわけですが、どんな情報を伝えるか、そして誰が伝えるかが大切です。 

本のままなら本を読めばいい 

書籍にある情報を提供するだけなら、その書籍を読んだ方がよっぽど知識を得ることができます。こんなニュースがあった、こんなセミナーがある程度の情報であれば、その情報を取りに行くことができます。 情報が溢れている現代だからこそどんな情報か?よりも誰からの情報かが大事です。また、その情報をどのように解釈したのか、自分の意見が入ることであなたの価値ある情報に変わります。 

ただ良い記事をシェアしているだけでなく、どんな内容が良いと感じたのか、自分の仕事にどのように活かせるのか、または活かしたのか、体験ベースで情報を提供することを意識してください。 

情報を受け取る側の気持ちになる

情報提供や情報発信が簡単にできるようになった現代だからこそ気をつけたいことがあります。情報の発信の場としてソーシャルメディアを多くの人が使っています。

ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディア(英語: Social media)とは、誰もが参加できる広範的な情報発信技術を用いて、社会的相互性を通じて広がっていくように設計されたメディアである。
双方向のコミュニケーションができることが特長である。

とWikipediaにあります。 

ここで大切なことは、”誰もが参加できる広範的な情報発信技術を用いて、社会的相互性を通じて広がっていく”です。 

そして” 双方向のコミュニケーションができることが特長である。”です。 

情報発信は、自分が発信したいことを発信するのではなく、双方向のコミュニケーションができる情報を発信することが大切です。 

自己承認型

私はこんなに頑張っている!毎日忙しくて眠っていない。誰も理解してくれないけれど頑張る。のような「認めて欲しい思いが出ている情報発信タイプは自己承認型と言えるでしょう。

「頑張ってるね!」「応援してるよ!」と承認を得る発信です。

自己顕示欲

自分自身の力量や存在を目立たせたり、他人から注目を浴びようと、著名人とのツーショット写真などで自分を過度にアピールする情報発信タイプは自己顕示欲型といえるでしょう。 

「すごい人」「さすがですね」と他とは違うことを明確にする発信です。 

いずれも主語は「自分」「私」の発信は、相手のための発信ではありません。 

これを読む人がどんな思いをするのか?この情報が相手にとってどんな役に立つのか?をいつも意識して情報発信をしてみてください。ちなみに、ビジネスをしたくない人、純粋にソーシャルメディアを楽しみたい方は、何も考えずあなたらしく情報発信をすることが望ましいです。

あくまでも、ビジネスを視野に入れてソーシャルメディアを使っているのであれば、魅せ方を考える必要があるという話です。

まとめ

書籍に載っていることは本を読めば学べます。あなたから聞きたいと思ってもらえる情報はどのような経験を加えれれば、価値ある情報になるのかを考えて発信をしてみてください。

また、その情報は相手にとって価値ある情報なのか?主語が「あなた」になっていることも大切な要素です。

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塚本 千草

塚本 千草

投稿者の記事一覧

歯科衛生士のためのプラットフォーム「dhroom」設立者。
一般社団法人DHマネジメント協会 の代表として、「人材育成ができる歯科衛生士が歯科業界を変える」を理念に、歯科衛生士の仕事が好きで働き続けたい思いを実現するために日々活動中

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