これからの働き方を考えるスタートアップDHとして連載中のコラム「S-upDH vol.3」 前回は自分を知ることについて書きました。好きを知って、それを追求していくことについて解説します。
追求することの意味
自分の好きなことを深く追求していくことで、「あなたから聞きたい」「あなたから学びたい」と思ってもらえる自分の強みを持つことができるようになります。
例えば、同年齢で同キャリアの歯科衛生士がいたとします。同じくらいの技術を持ち、正社員を希望している人が、同じタイミングで同じ歯科医院に面接に行った時、医院は内定を決める時何を判断して決めると思いますか。 その採用で、あなたが選ばれる「理由」は何でしょうか?その選ばれる理由を「好きなこと」から作っていく。この行動が必要になります。
自己表現として選ばれる人になる
採用面接の際に、「好きなことを追求している」ことにアピールすることができます。 例えば、写真撮影が好きで10年以上カメラを趣味にしているとします。ただ、写真が好きというだけではなく、歯科の仕事に活用するとしたらどのように貢献できる特技であるかをアピールするのです。
その他にも、絵を書くことが好きであれば、医院内のポスター制作やボードアートなどの提案もできます。
自分の好きを追求し、それを仕事にどう活かせるか?こうした思考を持つことで選ばれる人材になるのでう。
苦手を克服することも得意分野になる
逆に、苦手なことを克服する行程にも、得意分野になることが隠されています。 人と何気ない会話をするのが苦手。人に教えることが苦手。など。それらを仕事上、できるようになりたい、苦手を克服したいという思いの中で努力した結果、他の誰よりもその分野ついて知識を習得している状態を作ることもできます。
私自身は、人前で話すことが苦手でした。緊張してしまい、頭が真っ白になる。それをどうにか克服したい思いで、努力を重ね、知識を得て、実践することで、今では、人前で話す仕事をしています。
歯科衛生士+得意+得意
これからの働き方を考えた時に、歯科衛生士という国家資格以外に2つは得意分野や専門分野を持つことを意識してもらいたいです。 歯科衛生士で、ホワイトニングが専門。これは多くの歯科衛生士が習得しているものです。そうではなく、歯科以外の得意分野を持つのです。
歯科衛生士であり、心理カウンセラーである。
歯科衛生士であり、ネイリストである。
歯科衛生士であり、webデザイナーである。
歯科衛生士であり、子供の食育の専門である。
歯科衛生士であり、メイクアップアーティスト
それは、「好きなこと」「苦手を克服すること」どちらでも良いので、得意分野を作ってみましょう。
まとめ
自分の「好き」や「嫌い」を明確にして、それを追求していくことで、それが、あなたの選ばれる理由になります。 何からすればいいのか分からない場合は、まずはやってみること。やってみて違えば辞めれいいし、他のことに挑戦すればいいのです。
そこに立ち止まっているのなら、まずは動いてみてください。
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