5年ほど前に読んだ書籍に30歳までは多くを学び40歳からはそれを発信する。とありました。40歳代では次の50歳代を意識してどんな働き方をしていくのか、またはそれができるのかを今まで以上に意識することが必要になります。
また、専門的な知識や技術に加え、人材育成ができることは必須。そう書かれていました。自分だけが技術があり、周りとの協調性のない者より、周りとの関係性を深め、人を育てることができる。40歳以降は人としての魅力も磨くことで選ばれます。
今、改めて思うことは、40歳ではすでにおそく、少なくとも35歳までには人材育成のノウハウを持つ。時代の流れは早くなっています。実際に、マネジメントコースを受講される方の年齢層も毎年若くなっています。
感度のよい30歳は、自分が今、何を学ぶべきかを見定める目を持っています。手当たり次第新しいことを学ぶより確実に自分の実になる事を学ぶ。そんな選択をしています。歯科業界に人を育てることができる歯科衛生士が増えることで、人と人の間にある問題や悩みがない働きやすい医院つくりが実現する。そう信じて今年も活動をしています。
人の育て方、マネジメントはもう習得しましたか?自己啓発書などでは、「なりたい自分になろう」というようなメッセージをよく見かけます。たしかに人間には、多くの可能性があるものです。
しかし、だからといって、なりたいと思ったらなんにでもなれるというわけではありません。
ただ、今の自分で、なれる最高の自分を目指すことはできる。ほとんどの歯科衛生士が、なれる最高の自分を知らないまま、人生を送っていると思うのです。
①なれる最高の自分になるには、つねにそれを意識して、具体的な目標を持つこと。
②なれる最高の自分になるためには、人から評価されるだけのアウトプットを目指すこと。
③なれる最高の自分になるためには、いまの自分の殻を破ること。
マネジメント協会では、マネジメントをテーマにしつつ、大きく分けてこの3つのことを歯科衛生士に伝えています。仕事をする上での基礎力として、「思考力」と「実行力」の両方が必要です。そしてその基礎力を高めるためのしくみ作りについて体系化してお伝えしています。
しくみがあるだけではなく、それを実行できる力を身につける。そんな支援をしています。