叱り方褒め方について色々な書籍を読んだりセミナーに出向くとリーダーシップでは叱り方と褒め方について必ず触れられています。
私は、「叱る」は必要ないと考えています。これまで、私に育てられたきた教え子たちはごめんなさい。随分と叱りました。
その時に感じたことは叱っても何の成長もないことです。「叱る」という言葉を使わずに 相手に気づきをもたらすことを意識的にするようにしています。相手が自分の行動に自ら気づき軌道修正をするための手順を示すことをしています。ある意味、「叱る」よりも回りくどいかもしれませんが。。。まず、大切なのは個別に呼び出して１対１で話すこと他の人の前で話したりはせず、大切な時間を共有することを意識しています。

そして、伝えたいことはその出来事が起きて３日以内に話すこと。私の場合は、その日のうち、または次の日には話す時間を作っています。時間が経てば立つほど何で今更？となります。

そして、あれもこれも言わない。１つだけ事実を伝える。起こった出来事を伝え、そこに自分の感情は入れません。残念だったとか期待してたとかは一切入れず、他人とも比較せず事実を短時間で伝えるのです。それだけを実践しています。そうすると自ずとその言葉に対して自分なりに解釈して、改善策を考えるようになります。もし、考えない場合は同じことを繰り返すまでです。そうして根気強く長期的な視点で相手と関わっていくこともリーダーとしての対応の一つだと考えています。

あなたは褒められて悪い気がすることはありますか？ほとんどの場合はないと思いますが、嫌味な感じで褒められても素直に受け入れられないという人もいるかもしれません。まぁ、そう言わずに、心から、受け入れることも大切だったりします。「褒められて伸びるタイプ」「貶されて伸びるタイプ」圧倒的に前者の方が多いと思いますし、お互い、気持ち良いですね。褒める時は、表情や態度でまずは伝える。

そして、こちらも３日以内に。早ければ早い方がいいです。大切なのは、「Aさん」はと相手の名前をつけて褒める事と、「私は」を頭につけて自分の感じたことであることを伝える事です。そうする事で、より自分のことを褒めてくれていると伝わりやすくなります。ぜひ、やって見てください。

最後に、相手の良いところを見たり、褒めたりできる人は、以外にも自分は褒められることが苦手だったり、褒めれた経験がないという方もいたりします。きっとあなたの行動は見てくれている人はいますから、自分も褒めてあげてくださいね。

一般社団法人DHマネジメント協会
歯科衛生士 塚本千草

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