「始まりあれば、終わりがある」「会うは別れのはじめ」出会った人とは別れの瞬間があるということわざです。
別れの悲しみや、愛のはかなさ、人生のはかなさをあらわしますがそれは出会う喜びがあったからこそとも言えます。
始めがあれば終わりがあり、楽があれば苦があるのと同じように訪れるものなのだから、別れがくるまでの時間を大切にすることが大事であることを学んだ2016年でした。
宇宙の始まりは「無」です。「宇宙」という言葉は空間的広がりのすべてと、時間的な過去・現在・未来のすべてを現わすもので、人はあるときに生まれ、そしてその生涯を終えます。
空の星もある状況のもとに宇宙空間に誕生し、光熱を放ち、人間とははるかにスケールは違うものの有限な時間に最後を迎えると考えられています。好きな人との離別、卒業による別れ、定年退職、引越しでの別れなど、嬉しいことも悲しいことも「終わり」があるというのは悲しいこと。
いつまでも、この時が続けばいいのにしかし、何にでも終わりはやってきます。
そうして、私たちの命も、いつか終わるのです。そう考えると、人間の幸・不幸の量は、一見、不公平に見えて、どこかでつじつまがあってるとも思うのです。世の中は表裏一体。白黒、表裏、上下、など良いも悪いも全て。
始まりあれば、終わりある。
終わりあれば、始まりもある。
2016年は終わりの年です。
2017年は始まりの年です。あなたは幾つの終わりを経験しましたか?
2017年は始まりの年です。あなたは幾つの終わりを経験しましたか?
その分、始まりもありますね。