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これからの働き方に不安のある歯科衛生士へ

政府主導して取り組んでいる「働き方改革」一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジとして、多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組むと言われ、2年が経過しています。

そんな中、歯科衛生士の自分は何か変化があったのでしょうか?今の働き方で良いのだろうか?と、ふと思うことってありませんか?

漠然と不安に感じている人、だけど今は特に困っていないからいいかな。と、なんとなく生活をしているとしたらそろそろ本腰を入れて自分の人生を考えるといいです。

では、どうしたら良いのか?まずは自分を知ることから始めてみませんか?

一億総活躍社会とは

「女性が輝く社会、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、誰もが生きがいを感じられる『一億総活躍社会』を創り上げます。」第195回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説

(平成29年11月17日)より抜粋

若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会

一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会

強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという『成長と分配の好循環』を生み出していく新たな経済社会システム

この内容を読むと、何か失敗しても国が助けてくれるかもしれないという安心感があります。

一方で、AIの導入で多くの雇用が喪失する、または、手助けになると言われています。現段階でも、雇用の疑問も多くある中、日本はまだ守られているようです。

しかし、備えは必要です。

国家資格は守られる?

日本には、国で認められている国家資格は297個あります。

全ての国家資格が資格を取得したら、労働が守られるかというとそういうわけではありません。あくまでも、国の認めた資格を取得し、勉強してきたことを証明するに過ぎないものです。

この資格を生かし、どのような働き方をするのかは、本人次第だからです。どのような働き方をするのか?自分にはどのような強みがあるのか?まずは自分を知ることが大事です。

自分を知ることから

このままの働き方でいいのかなぁ。本当に院長はずっと私を雇ってくれるのだろうか?漠然とした不安を抱えている人は、まずは自分を知ることから始めてみてください。

自分のことを知るには、まずは好きなことと嫌いなことを書き出すといいです。好きなことは、小さい頃から好きだったことでもいいですし、最近ハマっていることでもいいです。とにかく好きと思うこと、行動、場所、なんでもです。

それから、苦手なことや嫌いなことを書き出してみてください。

ノートに書き出すのが良いですが、スマフォのメモでもいいです。まずは自分を知る時間を作ることから始めてみてください。

まとめ

なんとなく不安に感じているけれど、ここ数年はこのままでも大丈夫そう。確かにそうかもしれません。だけど、この話はすでに5年前から発信している内容です。5年前から考えている人と今から考える人、3年後に考える人、あなたはどのタイミングで自分のことを真剣に考えますか?

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塚本 千草

塚本 千草

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歯科衛生士のためのプラットフォーム「dhroom」設立者。
一般社団法人DHマネジメント協会 の代表として、「人材育成ができる歯科衛生士が歯科業界を変える」を理念に、歯科衛生士の仕事が好きで働き続けたい思いを実現するために日々活動中

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