歯科医院の先生方の多くの悩みは、
スタッフが続かない。
スタッフが育たない。
と、いうのもです。スタッフを育てられる人材スタッフが継続勤務する環境を作れる人材が求められています。
スタッフ研修マニュアルやスタッフ育成の流れは、なんとなくある。そういう医院は多いと思います。
ただ、そのノートが活用されていなかったり、診療室の隅の方に追いやられていたり、いつの間にか、使っていないなど、そんなお話は多く聞きます。
なぜ、そうなるのかというと、その場、その場で優先順位の高い問題が起こり、わからないことがわからず、失敗をしてしまったことに対応しているようなシステムになっているからです。
なので、新人は失敗を経験して初めて、教えてもらえる環境なのです。これまではそれでも良かったかもしれません。
だけど、これからは、成功体験を積み重ねる中で、成長に導くことができるシステムが必要です。
1人の人材を確保するために、求人広告を出すとどのくらいの費用がかかっているか知っていますか?相当な費用をかけて雇った人材が1週間で退職してしまったら医院の損失はどのくらいでしょうか?
そういったことも念頭に入れた教育システムを確立できる人材が求められています。それは医院にとって大切な存在です。
だけど、「とりあえず働いているだけ」そんな新人もいるかもしれません。そんな人材を採用したことも、事実です。ただし、医療人として「働くこと」は「責任のある仕事」であることをきちんと伝え、最低限の知識と技術を身につけてもらう必要はあります。
そのためのノウハウや伝え方ができる人材にあなたがなれば、その知識と技術はどんな歯科医院で働くことになっても、あなただけの特別な知識と技術になります。そのノウハウは、他の人にはないあなただけの財産になります。その、あなたの財産となるのは、教え方、伝え方、褒め方、研修内容、研修の進め方、指導者としての心構えなどで、それらは、私がこれまで10年間、温めてきたノウハウであり、ようやく形にすることができた「教育システム」です。多くの先生や歯科衛生士からの悩みを基にして形にしたものは、ただ育成するのではなく、指導者側もスタッフ育成のできる人材になるためのノウハウが含まれています。
スタッフが育たないのは、相手の問題ではありません。指導者側の問題です。育て方が分からず、育てる仕組みがないからです。あなたの自身の特別な価値あるコンテンツになる「教育システム」について、あらたてめて具体的に解説できればと思います。